対談・インタビュー
Legal Professionals
臨床法学教育特集

「エンターテインメント・ローって何?」
-加藤君人先生連続講演会記事-
2008.6.6 早稲田大学法務研究科にて


1.はじめに

 弁護士の加藤です。本日は「エンターテインメント・ローって何?」というテーマでお話しさせていただくことになりました。

ご紹介いただいたとおり、私は、早稲田大学の法学部出身で、1995年に弁護士として登録しました。修習の期は47期です。

登録後は主として国内の実務をしていましたが、留学を思い立ち、2000年からニューヨーク大学のロースクールに留学しました。ロースクール卒業後はニューヨークからカリフォルニアに移り、モリソンアンドフォスターという法律事務所で2年間勤務しました。モリソンアンドフォスターという事務所は、全世界にオフィスを持ち、所属弁護士が1000人を超える法律事務所です。私が勤務したのは、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるセンチュリーシティ・オフィスというオフィスでした。そのオフィスは、エンターテインメント専門の事務所で、ハリウッドのエンターテインメントロイヤーといわれる人たちが20人くらい集まってエンターテインメントを専門に仕事をしていました。私自身も、そこで2年間勤務する機会を得て、エンターテインメント専門で働いていました。当時のハリウッドは、ちょうど日本でヒットした映画『リング』(編集部注:鈴木光司原作、中田秀夫監督、松島菜々子・真田広之主演)のリメイクがハリウッドで製作されヒットする等、日本映画のリメイク・ブームでした。私は、『リング』自体のリメイクには関わっていなかったのですが、それ以外の日本映画のリメイクに複数関わっており、日本のコンテンツをハリウッドに輸出するための法的なお手伝いをしていました。

2003年9月に日本に帰国した後も、エンターテインメントの仕事を専門にしています。エンターテインメント、つまり、映画やスポーツやライセンス等、知的財産権関係の仕事が専門です。



加藤 君人(かとう・きみひと)

弁護士(1995年登録)。ニューヨーク州弁護士(2002年登録)。
早稲田大学法学部卒。米国ニューヨーク大学法学修士課程修了。国内大手法律事務所および米国ロサンゼルスのエンターテインメント専門の法律事務所勤務を経て、2006年6月に桜坂法律事務所設立。早稲田大学大学院法務研究科AA。
専門は、エンターテインメント法務、スポーツ法務、メディア法務、ファイナンス法務、国際法務等。


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