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(16) あさひ法律事務所

 今回は、あさひ法律事務所に訪問させていただき、法科大学院出身の弁護士のである畑井研吾先生と宮地祐樹先生に、お話を伺ってきました。先生方には、学生時代や実際に実務に就かれてからの日常や、仕事のやりがい、今後のキャリアプランなどをお話しいただきました。法科大学院生にとって、数年後の自分たちの目指す姿である若手弁護士の先生方のお話は大変励みになるのではないでしょうか。

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畑井研吾

弁護士

東京大学法学部出身
中央大学法科大学院 既修3期生
平成22年1月よりあさひ法律事務所にて勤務

宮地祐樹

弁護士

早稲田大学法学部出身
北海道大学法科大学院 既修3期生
平成22年1月よりあさひ法律事務所にて勤務

――本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
 まずはじめに、法科大学院を修了して弁護士になるまでについて伺いたいのですが、新司法試験を合格した後の就職活動について、差し支えない範囲内で体験談をお聞かせいただけますか。畑井先生からよろしくお願いします。

畑井:私の時もすでに就職難ということが言われ始めていまして、就職活動を開始する時期については、周りの友人は早かったですね。合格発表前、新司法試験が終わった直後くらいから事務所説明会や事務所訪問に応募する友人が多かったように思います。
 しかし、私はそんなに出足が早い方ではなかったので、インターネット上で募集を開始している事務所の説明会や面接に何件か申し込むくらいでした。本格的に動いたのは合格発表の後で、合格発表の後に個別訪問の受付を始めた当事務所に応募しまして、そのまま面接に進んで内定というような流れでした。それほど早くから就職活動を開始した感じではなかったですね。

――就職活動で注意したポイントなどはありますか。

畑井:注意したことは特になかったと思います。合格発表前に関しては場馴れのために出していたというようなところがありました。

――書類選考について、書類の書き方などで何か工夫をしたことなどはありますか。

畑井:それほど工夫をしたという記憶は無いですが、時間をかけて練り上げて書いている友人も大勢いたので、参考のために見せてもらい、少し自分のものに取り入れたりはしていました。ただ、合格発表前は書類選考で落とされることが多かったです。

――ありがとうございます。では宮地先生はいかがでしょうか。

宮地:私が就職活動を始めたのは合格発表後なので、9月中旬ぐらいだと思います。

畑井:9月11日ですね。

宮地:それまでは一切情報も収集していなかったですし、説明会等にも行ったことがありませんでした。今考えてみたら何もしなさ過ぎたと思いますが、当時、周囲には札幌市内で就職しようという人が多く、すぐに就職活動を始めるという空気ではなかったので、自分もその空気に乗ってしまっていたのと、まさか自分が試験に受かっているとは思っていなかったということで何もしていなかったのだと思います(一同笑)。ところが、結果を見たら受かっていたので、すぐに始めたという感じです。

――就職活動で注意したポイント等はありますか。

宮地:私の場合は、本当に興味がある事務所にしか応募しないと決めてやっていました。なので、今当事務所におりますけど、この他にも2つほどしか応募していません。それも、当事務所の面接の時に、他事務所にも応募してみてはどうかと言われたことで調査の手を広げ、興味を持った他事務所にも応募したという感じです。多くの事務所に応募していると、その事務所の書類で何をどのような趣旨で書いたかがわからなくなってしまうし、面接で良いことを言おうとしてもよくわからなくなるんじゃないかな、と思いまして、それだったらやりたいことが明確にある、あるいは、ここに行きたいという理由が明確にある事務所にだけ応募して、それをそのまま伝えていったほうが良いのではないかというような考えで、そのような進め方をしていました。